チームビルディング用語集

集団行動と個人行動の違い


人は集団に属するときに、一人でいるときとは異なる行動をとる。集団は次のような側面から、メンバーの行動に影響を与える:1.役割、2.規範(集団の行動基準)、3.凝集性(集団が構成員を引きつけ、その集団の一員であり続けるように動機づける度合い)、4.規模(大規模集団は、多様な意見・情報の入手に適している一方、実行には小規模集団が適しており、行動を起こすには7人前後の集団が有効と言われる)、5.構成(チームが成果を出すためには、さまざまなスキルや知識が必要とされるため、より多様な個人が集まることで、多様な能力や情報を持つチームとなり効果的であると言われている。一方で、多様性のあるチームは、少なくとも短期的にはプロセスに支障を与える)。

参考文献:『組織行動のマネジメント』ステファン・P・ロビンス著、高木晴夫訳