コーチング・ジャパン日記 チームビルディングのコーチング・ジャパンのスタッフ日記です
  • 【チームビルディング日記】知恵も技術もない自称「起業家」の横行(小池聡3Di社長)

    このエントリーを含むはてなブックマーク

    こんにちは!チームビルディング研修でお馴染のコーチング・ジャパンの伊藤です!

    やや強烈な印象のタイトルにある、小池聡社長(3Di社)のコメントは、日経新聞からのものです。

    ビットバレー構想が、人材の流動化という一定の功績を残す反面、

    ネットベンチャーであれば無条件に億円単位のカネを投資してしまう上場企業系ベンチャーキャピタル(VC)が目立った。これで資本市場の規律は崩壊。知恵も技術もない自称「起業家」の横行を招いた

    とするご意見です。

    弊社おかげさまで、今のところ非常に順調に推移しておりますが、折に触れて、「起業」志望の様々な方とお話する機会があり、そんなときお話しているのが、「うちは、独立はできたけれど、まだ起業はできていない」ということです。
    これまでのところ、すでに存在する研修会社事業モデルの実践で、何とか結果を出し続けようと力を注いできてはいるものの、この業界に大きな風穴をあけるような、新たな事業モデルの模索・構築まで至っていないと考えている故なのですが、その点を構想段階から超えている「起業家」志望の方には、なかなかお会いしたことがない、というところです。端的に表現すれば、「独立」志望の方が、「起業」したいんです、と述べているに過ぎないことが多い。(つい最近、金曜日に久々に真の起業志望の方とお話でき、非常に楽しく、興奮した時間を過ごすことができましたが)

    といっても、もちろんですが、「独立は悪い、起業が良い」と言いたいわけではなく、自らがやろうとしていること・今やっていることが、「起業or独立」のどちらかを的確に把握していることが、成功の確率を上げる、と思うのです。
    すでに存在するビジネスモデル上で頑張るということと、新たなモデルを構築するところの、どちらに今自分は注力しているのか、ということをきちんと区別するということは大事ではないかと。

    最後に、同記事から、明るい視点もご紹介。

    「上場による金もうけなど気にしない、自分の技術やアイデアで世の中を変えたい、という強烈な大志を持った起業家が国内には少ない」(鈴木幸一IIJ社長)という問題もある。ただ小池氏は「今のIT起業家の質は10年前よりもはるかに高い」とみる

    Published on 10月 17, 2010 · Filed under: team;
    コメントは受け付けていません。

Comments are closed.