組織活性化研修コンセプト:信頼ある組織開発手法に基づき、設計されています。

ビジョナリーアプローチとは

弊社組織開発プログラムは全て、弊社の掲げる「ビジョナリーアプローチ」の思想に基づいて設計されています。

組織の活性化やチームビルディングに、必要なことは何でしょう。
優れた組織をお持ちでも、「活性化が十分でない」と悩まれて、大規模な風土改革や組織開発コンサルティングなど、「外部」から見て不足している「問題」を特定し、足りないものを補う解決策を求めてしまう会社様は多いです。

私たちは、組織活性化とは「今すでにあるもの」を活かすことだと考えます。
そして、強みを引き出すために必要なアプローチは、足りないものを補うアプローチとは異なると考えます。

「ビジョナリーアプローチ」とは、組織がすでに持つ「強み」を見つめ、要素を分析し、その強みを更に強めることによって組織を活性化する考え方です。

足りないものを懸命に探すのではなく、あなたの組織にすでに存在するたくさんの可能性と素質と能力に目を向ける。その存在を心から信じると同時に、客観的に要素として把握する。
このことを本気で実践することで、
組織は今日からでも活性化するのです。
チームビルディングを実現できるのです。


次に、強みを引き出すアプローチと足りないものを補うアプローチの違いについて触れたいと思います。


組織開発における原因論的アプローチと目的論的アプローチ

ビジョンアプローチイメージ

それが、原因論と目的論的アプローチです。

原因論とは、ある行為が行われてしまう原因を探り対処することで状況を改善しようとするアプローチであり、確実に満たすべき水準が定められている品質管理などの分野で主にその力を発揮しています。
組織開発の分野におけるメリットとしては、原因論的アプローチ自体が一般に広く普及している考え方であるため組織に馴染みやすく、改善したいポイントが明確に存在する場合に強力な効果を発揮するということが挙げられます。


一方で、いわゆる“犯人探し”につながることで必要な構成員からのサポートが得られなかったり、原因として列挙された特定の行動のみが改善されるという限界があるなどの問題があることが明らかになってきています。

現在、組織開発の分野では、この限界を補完するために、目的論的アプローチが注目を集めています。
目的論とは、ある行為が何のために行われるのか、そのことでどうしたいのかといった目的を探ることで、より望ましい状況を達成しようとします。組織が達成したい強みは何か、その達成のために行いたいことは何か、可能性と素質と能力に目を向けながら、全方位的な意欲ある取り組みを引き出すことができます。

どちらのアプローチも組織にとって必要となりますが、一般的な組織では後者が不足していることが多く、そうした現状への対応として、弊社では目的論的アプローチである「ビジョナリーアプローチ」によるプログラムをご提供することで、組織開発・活性化のための引き出しを増やすお手伝いをしています。

しかし、こうしたアプローチの違いだけでは乗り越えることができない「壁」が、組織活性化(チームビルディング)には存在します。


使命感あふれる専門家集団

人のやる気を引き出し、組織を活性化するために最も大切なことは何か。

実は、それはスキルやアプローチではない、と私たちは考えます。

特定のスキルやアプローチさえ導入すれば、人のやる気は引き出される、組織は活性化する、チームビルディングを達成できる、と安易に考えてしまう背景には、手っ取り早く周囲を自分の思い通りに動かしたいという「コントロール思考」が隠れている場合があり、そうした思考を内包したスキル・アプローチの導入はむしろ逆効果を引き起こす危険性があります。

最も大切なことは、自身の在り方を見つめる姿勢です。

部下が育たないのは、自分が育ててこなかったから。チームのやる気が出ないのは、自分が引き出せないから。

自分を取り巻く環境を、自分自身を映し出す鏡のような存在だと捉え、謙虚に自身の在り方を省みる心構え、スタンスこそ、あるスキルやアプローチが効果を発揮するために絶対的に必要な要件となります。

このスタンス(人間観)さえ腑に落ちて理解されれば、スキルやアプローチがどうあれ、周りを巻き込み元気のよい組織を創出するリーダーが生まれ始めるのです。
そして組織は今日、今この瞬間からでも、活性化しはじめるのです。チームはまとまり、機能し、成果をあげるのです。

弊社はこのスタンスをお伝えするために、講師陣の選定に細心の注意を払っています。

スタンスをお伝えすることは、人間観を伝えること。
用意されたプログラム指導要綱に従って淡々と講義を進めていくようないわゆる「雇われ講師」には到底できません。

弊社の講師陣はスタンスをお伝えする使命感を持ち、特定のスキルの専門家として各分野で活躍するプロフェッショナル集団です。

日本にある全ての組織を真に元気に機能的にするまで、熱意を持って取り組んでまいります。


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