こんにちは！チームビルディング研修でお馴染のコーチング・ジャパンの伊藤です！
このところ、MBA派遣サービスのお仕事で目黒に行くことが多いのですが、目黒から歩いてすぐ、白金に本社を構える株式会社アンチエイジングサイエンスの俵社長と、久々にランチを御一緒させていただきました。
美味しいお寿司を頂き、その後、素敵カフェに場所を移して色々とお話させていただきましたが、白金はやっぱり華やかですね。
俵社長とは約一年ぶりくらいだったのですが、いつお伺いしても、俵社長はよく笑っています。そして、色々と相談させていただくと、的確に、かつ、非常に建設的にアプローチしてくださる。
この一年で世の中の景気も随分と変化しました。決して世の中の景気は良いわけではない。そんな中でも、俵社長の元気さ、前向きさは全く変わっていませんでした。いや、むしろさらにパワーアップした感じもします。
その前向きさに話が及び、秘訣を伺ったのですが、思わぬ言葉が返ってきました。

「現実をしっかりと把握すること」
でした。
そうでなければ、ただの能天気になりかねない。
その上で
「志を大切にする」
若干、私なりの表現になっているかもしれませんが、そういった趣旨のお話でした。
現実を見据えなければ、地に足が着かない、浮遊した「夢見る民」になっちゃいますし、現実を見据えながらも志がなければ、つまらない。
目黒への帰り道、そんなことを考えました。
志についても。
「世の中にどういった価値を提供したいのか」
という視点で考えていらっしゃる。
最近ちょっと気になるのですが、志の内容が、
「私はこういう人になりたい」
「こういう仕事で生きていきたい」
「夢の仕事を手に入れました」
みたいに、自分の事に終始している人っていますよね。
自分軸の欲求に終始してしまっている、というか。
自分がどうなりたいは、ちょっと置いておいて。
自分がどうなることで、世の中、つまり他人に何をしてあげたいのか。
他人が持つ欲求をどのように満たしてあげるのか（他人軸の欲求とよんでますが）。
自分軸の欲求で自分のエンジンを回しながらも、他人軸の欲求をしっかりと持つことで、世の中にしっかりとした価値を提供できる＝事業は安定化していく、のではないでしょうか。
などとぼんやり考えた午後でした。